9月 222014
 

今回は引き戸の鍵について紹介したいと思います。
和風の家には必ず引き戸の玄関があります。
引き戸は戸が二枚になっていて、左右の戸が重なりあう中央には召し合い錠という鍵がついています。

このような引き戸を使っているとトラブルが発生することがあります。特に築20年以上経っているような家ではトラブルが頻発するようです。
鍵の開け閉めがしづらかったり、ドアが閉まりにくい、戸を動かすたびにギイイと甲高い音がなったり・・・。

このようなトラブルは錠前であったり、戸の建付であったり、様々な要因が重なって引き起こされるトラブルです。
戸の建付が悪いと鍵をかけるときに奥に押しこむように力をいれて鍵をかけるようになります。すると錠前に負担がかかってヒビがはいったり故障してしまうのです。
また、建付の悪くなった戸をおもいっきり動かしていると戸車が割れてしまい、戸がまったく動かなくなってしまうこともあります。

それから、このような古い引き戸を使っているご家庭では鍵の防犯性能も非常に低い可能性があります。
故障を直すのであればついでに高性能のシリンダーに交換しておくこともおすすめです。
最近のディンプルキーに交換すればさらに玄関の使い勝手が向上します。

9月 222014
 

ドアの上部にドアクローザーという部位があります。これはドアの開け閉めの速度を和らげるためのものです。
ドアクローザーの調子が悪くなるとドアが閉まるときにバターンと勢い良く大きな音を立てて閉まってしまいます。
また、ギイギイと不快な音がなったり、上から油が落ちてくることもあります。これらの症状が現れたら故障していると考えて交換をしてください。

ドアクローザーが壊れるとドアがゆっくりしまらなくなります。風が吹いていたりするとものすごい勢いで閉まります。ドアは重たい金属や木でできているものですから、指や体を挟まれるとケガをするおそれがあります。特に小さな子供にはとても危険です。
こんな危険性があるのでなにか異常があったらすぐに鍵屋に交換を依頼することをおすすめします。

鍵屋はドアクローザーの交換などドア周りのことは基本的にはなんでも対応してくれるはずです。
ドア周りのことは工務店やリフォーム業者に頼もうとするかもしれませんがそうするとまるごとリフォームを薦められるので必要のない費用まで支払うことになります。
鍵屋ならドアクローザーの交換であったり、不具合のでている箇所だけの作業に対応してくれるはずです。

玄関ドアは家の顔といってもいい箇所です。壊れていたらその家全体がだらしのない印象になってしまいます。いつまでも大切に使い続けるようにしたいものですね。

9月 222014
 

最近の鍵など防犯設備は性能が高くなっています。
しかし、空き巣のような犯罪がなくなっていくということはありません。
強引な手段を使ってでもなんとかして侵入しようとする空き巣は絶えません。

例えば、きちんと玄関を施錠していてドアチェーンまでかけていても鍵やチェーンを破壊されてしまうこともあります。
特にこのような強引な方法を使うのは倉庫やお店、オフィスなどの大金があると思われるような建物に侵入する時です。
このようなところは商品や売上などの大金が手に入る可能性があるので多少荒っぽい手を使ってでも侵入しようとするようなのです。

ドアチェーンはステンレス製のものが一般的です。防犯性にさほど考慮されていないものなら簡単に工具で切断することができます。

ドアとドア枠の間に少しでも隙間が開いていればバールのようなものをつかってこじ開けることも可能です。

こうした悪質な手口で侵入されると盗まれたことのショックも大きいですが、建物を破壊されたことによる精神的なダメージも受けることになります。
対抗するためにはドアチェーンの取り付け位置を変えたり、ドアプレートを取り付けるなどの方法がおすすめです。
さらに鍵がひとつしかついていなかったらもうひとつ補助錠を付け加えたり、ガラスドアであれば内側のサムターンが回されないように防犯サムターンに交換するなどしておくといいでしょう。

9月 222014
 

玄関のドアがレバーハンドルタイプだというご家庭は多いと思います。
このタイプの玄関でよくあるトラブルが鍵が回らなくなってしまうということです。
鍵を回す時重たくてなかなか動かなくなり、力をかけないと回らないということがあります。
毎回こうでは非常にストレスになります。

このように鍵が回らなくなってしまう原因としてはシリンダーの中にホコリがたまっていることが考えられます。
特に鍵穴に鍵をさした時に奥までしっかりささらなかったり、ジャリジャリした感触があるようでしたらホコリがたまっている可能性大です。

周囲の環境によってこのようにホコリが溜まりやすくなります。
例えば周りに大きな道路があって車の通りが激しいとか。畑があって土埃が舞いやすいとか。
こうした状況にあると使用して数年しかたっていなくてもシリンダーが故障してしまうことがあります。
また、ペットを飼っているとペットの毛がシリンダーに混入してしまうことがあります。

このように鍵が壊れやすい環境にあるご家庭では年に一度、できれば半年に一度くらいのペースでいいのでシリンダーを洗浄してください。
ホームセンターでパーツクリーナーと潤滑剤を買ってくれば自分でお手入れをすることができます。
潤滑剤は必ず鍵専用のものを使用するようにしてください。